2.今までの台湾の測地系

1978年に、そのころの国際的な測地系である「1967測地基準系」に立脚して、測地系が構築された。測地原点はHu−Tzu−Shan天文点であって、一等、二等、三等まで計2661点が作られた。網平均計算は座標変化法によった。1980年に高さも含めて成果が公表された。これをTWD67という。このTWD67は20年にわたり利用された。しかし地震や洪水や建設事業などで高さ500m以下の三角点は60%が破壊された。