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厳密な最小二乗コロケーションの理論によれば、共分散関数から求められる共分散行列を使うことが必要であるが、まずは共分散関数を使用しない通常の自由網平均で垂直変動率を求め、そして、得られた変動率の結果から川崎地区の経験的共分散関数を求める。また、夏(1993)で求められた東海地方の経験的共分散関数との比較も試みる。解析したデータは、1992年より1997年にわたる計6回のくり返し水準測量結果で、これを3つの期間にわけて、その期間の地盤沈下率を推定した。
また、水準点13点でGPSスタティック測量を行い、各点での観測比高差を求め、水準測量による観測高低差との比較からGPSを使用することについての可能性の検討をも試みた。